歯科衛生士になろうと思ったきっかけ

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虫歯の治療で患者として歯医者に通っていた時の事。
そこで仕事をしている歯科助手・歯科衛生士の方の仕事を見ていて「やってみたい」と思った。

その当時の年齢30歳。子供は小学校2年生と3年生。
それまでは専業主婦。
歯科衛生士は国家資格だけど、歯科助手は無資格でもできます。
ずっと専業主婦だった私が雇ってもらえるのかと不安だったけど、歯科助手の面接に行ってみた。
「1日通して出来るなら週に1日でも2日でもOK」との事で、働き始めました。

歯科助手の仕事は、想像以上に楽しい物でした。
型取りの材料を練ったりレントゲンの現像をしたり、セメントを練ったり。
そこで仕事をしていて、「歯科衛生士になりたい」と思うようになりました。

歯科助手として2年間働いてから歯科衛生士学校へ入学。
現在は歯科衛生士は3年制に義務化されましたが、当時はちょうど3年制義務化の移行期で2年制の学校と3年制の学校があり、自宅から近い学校は最後の2年制募集で倍率が超上がっていて不合格。
通勤に時間はかかるけど、都心の方だと学校の数も多いせいか入試の結果、合格出来ました。
歯科衛生士学校は、現役は半分ぐらいで、あとはみんな一度社会人を経験していたり大学を卒業した後に助手としてアルバイトを経験してから入学してくる人も。
そして、私と同じように子育てをしながらという人もいました。

学校へ通うとなると、週5日・9時から5時までみっちりです。
子供たちは4年生と5年生になり、理解も得られたので頑張りました。
子供を育てながら学校へ通う事は働くよりも大変です。
レポートが毎週のように出され、睡眠時間も削られる程。
テストの回数もとても多く、定期試験は成績が悪かったりすると、レポートや補講となるため、絶対にそうなるわけにはいかず、勉強・勉強・勉強の毎日です。
しかも、都心への通学だったため、毎朝ぎゅうぎゅうのラッシュ。
実習で学校とは違う場所へ8か月通ったりもしました。

夏休みはありましたが、やはり宿題が多く、のんびり遊べる感じではありませんでした。
子供たちは「ママは頑張って偉い」と褒めてくれて、それが励みでした。


一部の先生や学生に冷たく当たられたりすることもあり、本当に辛い2年間でしたが、無事に卒業・国家資格も合格することが出来ました。
上の子の小学校卒業と同時に私も衛生士学校卒業でした。

本当は自宅から近い学校に通いたかったなぁ。って今でも思いますが・・・。

歯科衛生士の仕事は、歯石を取ったり歯周病の管理・治療がメインです。
もちろん型取りの材料を練ったりする診療助手もやりますが、基本的には歯石を取ったりするのがメインになります。
この仕事はとても楽しく、大好きな仕事です。
5年間は一般の歯科医院で働いていましたが、忙しさのあまり体調を崩し、現在は障害者歯科で働いています。(いずれも常勤)

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