歯茎が痛い!その意外な原因とは

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歯茎が痛むとき、思い当たる事が無い、意外な原因。

答えは「体調不良」です。

「風邪を引いている」それだけでも、普段は何でもない歯茎が炎症を起こす事があります。

たとえば、斜めに生えている親知らずや生えたての親知らず。
変に歯茎が浮いていて、いつも汚れが挟まりやすいような部分。
いつも食事のたびに、汚れは入り込んでいるはずなのに、急に痛み出す事があります。
これは、体調が悪い時に抵抗力が落ち、歯茎にも症状が現れるからです。

親知らず以外にも、歯と歯茎の間の隙間の大き目の部分とか、歯周病が進んでいる場所とか、かぶせ物のしてある歯の歯茎など。

風邪に限らず、疲労や寝不足、風邪以外の体調不良でも口の中の不調として現れますし、
糖尿病の血糖値のコントロールがうまくいっていない方も口の中に不調として現れます。

歯茎ではなくても、根っこの治療をした歯(神経を取ってしまった歯)も、体調が悪くなるとうずく事があります。
歯が浮くような、ズキズキするような、違和感を感じる時があります。
歯に原因がある場合もありますが、疲労や体調不良によって一時的に症状が現れる場合もあります。
疲労や体調不良によって歯ぎしりが多くなって、結果歯茎や歯の周辺の組織に痛みが出る場合もあります。(これは歯の周りの「歯根膜」という組織に炎症が起こっている可能性が高いです)

風邪などであれば、薬で症状を抑えても、休息を取らなければ中々回復はしないもの。
仕事が休めなくても、早く帰って睡眠時間を多くとるなどの工夫をすると、少しでも変わってきます。
実際患者さんに「なるべく睡眠をたくさん取って下さい」とお伝えすると、次にお会いした時「たくさん寝て疲れを取ったら良くなりました」というお声を聞きます。

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